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mineo(マイネオ)のメリットは?デメリットや使い方もあわせて解説!

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携帯キャリアの中で誰もが一度はmineoを聞いたことがあるでしょう。

関西電力のグループ会社である株式会社オプテージが運営する格安の通信を売りとするサービスです。

2014年にauの4Gネットワークを利用した通信サービスを開始し、2015年にドコモ、2018年にソフトバンクのネットワークに対応しました。

今回はそんなmineoのメリットやデメリットなどを使うポイントとともに解説していきます。

mineoのメリット8選

まずはmineoを使うメリットについて紹介します。

mineoのメリットは大きく分けて8つ存在します。以下の表に代表的なものをまとめました。

・au、ドコモ、ソフトバンクのトリプルキャリアから回線を選べる
・実店舗があるから対面サポートを受けられる
・キャリア決済を利用できる
・最低利用期間がない
・余ったデータを無期限にくりこし可能
・お試しプランを選べる
・mineoでんわで通話料もお得に
・余ったデータを家族や友人と分け合える

ご覧のようにmineoのメリットは、料金のお得さから充実したサービスまで多岐に渡ります。ではメリットひとつひとつを詳しく見ていきましょう。

トリプルキャリアから回線を選べる

mineoのメリットとして、トリプルキャリアから回線を選べるというのがあります。これはmineoの売り文句としても大きく取り上げられています。

トリプルキャリアとは日本の三大キャリアである、「au」「ドコモ」「ソフトバンク」の3社のことです。先述したように、mineoはこの3社の回線を使って通信サービスを提供しているため、どのキャリアからでもすぐに乗り換えることが可能です。

mineoはau回線のAプラン、ドコモ回線のDプラン、ソフトバンク回線のSプランの3種類を基本的に提供しており、それぞれキャリア名の頭文字を取っているため分かりやすいですが、料金はすべて同じに設定されているのもメリットです。

実店舗があるから対面サポートを受けられる

既存キャリアからの乗り換えが簡単とはいえ、ネットだけで完結するのはいろいろと不安も残ります。格安キャリアでも実店舗があれば安心ですよね。

mineoは東京や大阪、福岡をはじめとして全国各地に実店舗があり、申し込みをしたりサポートを受けることが可能です。

ただしmineoの実店舗にはショップやスポット、サポートなどいくつか種類があり、提供可能なサービスもそれぞれ異なっています。

キャリア決済を利用できる

既存の携帯キャリアからmineoに乗り換えようという人は、キャリア決済を変わらず利用できるかという点も気になるところでしょう。

結論から言うと、基本的にmineoでキャリア決済を利用することはできません。なぜならキャリア決済は大手キャリアのサービスとして存在しているものなので、同じ回線を使っているとはいえmineoに乗り換えた時点で使えなくなります。

しかし、mineoでキャリア決済が利用できるケースがあります。どのようなケースなのか、どう使うのかを以下に解説していきます。

mineoキャリア決済を利用できるのはドコモ回線のDプランを利用していて、デュアルタイプに加入している人に限られています。

デュアルタイプとは音声通信とデータ通信両方が可能なサービスのことです。mineoにはデータ通信のみのシングルタイプというプランもありますが、そちらではキャリア決済を利用することはできません。

また、auのAプランやソフトバンクのSプラン利用者もキャリア決済は利用不可です。

そしてキャリア決済が可能なのは、Google Playストアでのアプリや課金に限定されています。利用料金はmineoの翌々月の通信料と一緒に請求される仕組みです。なお、キャリア決済は年齢や契約の継続期間によって利用できる限度額が異なっています。

最低利用期間がない

mineoのような格安SIMに乗り換えようとした場合、不安になるのが契約の縛りについてです。乗り換えたけどやっぱり別のキャリアを利用したい場合、解約が難しいとなればちゅうちょしてしまいます。さまざまなプランがある中で条件が違っていたらと不安にもなるでしょう。

mineoではどのプランでも最低利用期間が設定されておらず、電話番号ポータビリティ(MNP)を転出するなどに関わらず、解約や転出時にも一切の費用はかからないようになっています。

余ったデータを無期限にくりこし可能

さまざまなキャリアによってデータの繰り越しについては扱いが異なります。期限があったり、データを使いきれなかった場合、もったいないと思うことでしょう。

mineoは余ったパケットをためておいて無期限に繰り越すことが可能な「パスケットプラン」を2022年4月1日からスタートしました。

「パスケットプラン」は全てのmineoユーザーを対象とした月額110円の有料サービスですが、自分のパスケットに手持ちの余ったパケットをためておくことができ、パスケットに入っている間は無期限で繰り越すことが可能です。

ただしパスケットから引き出したパケットについては、翌月末までが使用期限となりますので注意が必要です。出し入れ自体はmineoアプリから好きな時に行う事が可能です。

またパケット量の上限は最大10PB(ペタバイト)で、約1,000万ギガバイトに相当し、ほとんど無制限と変わりないレベルとなっています。

お試しプランを選べる

乗り換えが簡単で解約もすぐにできるとはいえ、どのくらい電波がつながりやすいのか、通信速度はどうか、ひととおりの使用感はどうかなど気になる点は多いはずです。

そうした人のためにmineoプチ体験というお試しプランが用意されています。Aプラン、Dプラン、Sプランで利用可能で、月200メガバイトの容量で使うことが可能です。

基本料金はデータ通信のみのシングルタイプ月額330円、音声通話とデータ通信のデュアルタイプが月額1,100円となっています。

mineoでんわで通話料もお得に

格安SIMで割安な通信料だとしても、通話料金は基本的にどのキャリアでも30秒で22円かかります。 しかしmineoには、mineoでんわというサービスがあります。

mineoでんわとは、専用アプリの「mineoでんわ」を使用することによって通常は30秒22円のところ、半額以下の30秒10円で通話ができます。

無料ですが申し込みが必要です。また、利用するためにはmineoでんわの専用アプリから電話をかける必要があります。普通に電話をかけた場合、mineoでんわに加入していても30秒22円がかかるので注意が必要です。

余ったデータを家族や友人と分け合える

mineoでは余ったデータをためるだけでなく、他人とシェアすることも可能です。

パケットギフトというサービスで、友人や知人、家族などに余ったパケットをプレゼントできます。無料で使えるサービスで、最低10MBから最大9999MBまで指定する事が可能です。

mineoのデメリット5選

mineoは料金のお得さのみならず、充実した多様なサービスが特徴ですが、デメリットも存在します。

メリットとてんびんにかけるためにも見ておきましょう。

・au回線のみ3日間の速度制限がある
・eSIMに対応していない
・大手キャリアに比べて通信品質が劣る
・基本はクレジットカード払いのみ
・公式オンラインストアの端末価格は高め

au回線のみ3日間の速度制限がある

mineoでは、基本的にパケット使用量が契約した容量を上回った場合に速度制限がかかり、200kbpsの低速になってしまいます。

しかし、それ以外でも速度制限が起こってしまう場合があります。それはau回線を利用するAプラン限定の仕様の際に、3日間で6GB以上を利用すると速度制限がかかってしまい200kbpsにまで落ち込む可能性があるかもしれません。 パケットを多めにしたプランを契約したとしても、3日間の制限がかかるのが気になってしまう人はドコモ回線のDプランやソフトバンク回線のSプランを契約するのが良いでしょう。

eSIMに対応していない

mineoに乗り換える際、届いたSIMカードを新たに携帯にセットすることで通信を開始することになります。

eSIMに対応している端末は最新の機種は多くありますが、キャリアとして mineoはeSIMに対応していません。

今後も対応する見込みは未定であるため、今後契約を考えている場合はこの点は留意しておかなければいけません。

大手キャリアに比べて通信品質が劣る

mineoはau、ドコモ、ソフトバンクなどの大手キャリアの回線を利用して通信サービスを提供しています。これらの回線を間借りしているため、大手に比べて混雑時の回線が遅くなることが心配になる人もいるでしょう。

基本的にはキャリアと同じで、時間帯や場所によっては遅くなる可能性があるとの記述にとどまっています。

しかし混雑時間帯の通信に遅延があるのは事実であるようで、昼間の時間帯は最も混雑の少ない日曜昼間と比較して1〜2秒ほどWEBページの読み込みに時間がかかるようです。

もちろん問題なく使えるレベルではありますし、以前は一番混雑している時で数秒以上差がある状態でしたので、改善はしてきているといえるでしょう。

基本はクレジットカード払いのみ

mineoを利用する際に注意しなければいけない点として、支払いの手段は基本的にクレジットカードのみと言うことが挙げられます。

デビットカードも使用可能なケースもありますが、申し込みの時点で受け入れ可能なカードかどうかを確かめなくてはいけません。

例外として、eo光ネットを利用中のユーザーは口座振替を支払い方法として利用している場合、継続して利用することが可能です。

支払い方法を変更するためには、マイページからではなく支払方法変更申込書を印刷して手続きしなければならないため、クレジットカードを用意するのが良いでしょう。

公式オンラインストアの端末価格は高め

mineoには端末の公式オンラインストアがあり、購入する事ができますが、他キャリアやAmazonなどと比較すると割高になることもあるため注意が必要です。

表を見る限りでは mineoが割安になっていますが、整備済品などをアマゾンで購入したほうが安くなるなどのケースがありますので事前にしっかり調べて比較しましょう。

mineoのメリット│データの使い方で選べるプラン

mineoは2021年に料金プランを見直し、新たにマイピタプランを提供開始しました。

マイピタプランは容量と料金をよりお得になるようにした上で、選べるデータ容量を増やし、プランごとの料金を一本化したものです。

新料金プランは以下の通りです。

例えばデュアルタイプの5GBが、従来は6GBで2,409円〜2,893円のところが1,518円になるなどかなりお得になっています。

マイピタプランも利用には変更申込が必要ですが、各キャリアの回線利用者がほとんどお得になるような変更になっています。

パケット放題プラスでデータ量を超えても問題なし

格安スマホとして契約したけどデータを多く使うので、通信制限が気になる方も多いでしょう。

mineoでは、パケットの制限が無くなるオプションサービスが存在します。それがパケット放題Plusです。

パケット放題Plusの特徴をまとめると以下のようになります。

・通信速度が最大1.5Mbpsになり、データ通信量の上限が無くなる
・追加オプションで10GB以上のコースを契約していれば無料、それ以下のコースなら月額385円
・3日間で10GBの速度制限がある
・ネットや動画、ウェブ会議など対象サービスは何を使っても大丈夫

3日間で10GBという制限はありますが、動画ストリーミング再生なら20時間分に匹敵するため、十分すぎる量でしょう。

10GB以上のコースを契約している人なら無料で追加できるオプションでもあり、それ以下のコースでも月額385円で契約ができます。

マイそくプラン

マイそくプランとは、平日の12時から13時の間、通信速度が32kbpsに制限される代わりに、データの使用量上限が無制限になるプランです。

32kbpsはウェブサイトの閲覧やストリーミングの利用は不可能で、できることはメールなどの送受信に限られることになり、事実上平日の12時から13時は利用する事ができなくなります。

昼間に自宅や出先などでWi-Fiを利用できる人や昼間にほとんど携帯を使わない人に向いているサービスで、データ使用量の上限は3日で10GBの速度制限があります。

マイそくプランにはスタンダードプランとプレミアムプランが存在します。それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。

24時間使い放題で外出時もストレスフリー

マイそくプランの登場と同時に追加オプションとして登場したのが24時間使い放題というオプションサービスです。

対象者はマイそくプランの加入者で、1回330円で購入できます。購入後24時間はマイそくの昼間の制限、通信速度上限制限、3日間10GB制限がすべて無くなり、データ通信が使い放題となります。

mineoのメリット、デメリットから分かるおすすめな人、おすすめじゃない人

ここまで mineoのメリットとデメリットを見てきました。これらを比較した上で、 mineoがおすすめな人とそうでない人をまとめていきましょう。

おすすめな人

・パケット使い放題プランを安く契約したい人
・かけ放題を安く契約したい人
・ドコモ、au、ソフトバンクの中からキャリアを選択したい人
・SIMロックを解除するのが面倒な人
・契約期間に縛られたくない人

パケット放題やかけ放題のプランは通常時でも比較的安いですが、2022年8月13日現在キャンペーンも行っているため割安価格で契約ができます。(キャンペーンの詳細については後述します。)

またSIMロックがかかっている端末をそのまま使用したい人にとっても、乗り換え前のキャリア回線と同様のものを選択することで、SIMロックを解除しなくてもそのまま使えるのでおすすめです。

おすすめじゃない人

・平日の12時から13時に間にスマホを多く使う人
・3日で10GB以上使う人
・格安SIM最安値価格で契約したい人

mineoはマイそくプランはお得にパケット放題の契約ができますが、平日の12時から13時までの間、速度制限がかかってしまうため、その時間帯にスマホを使用する人にとっては不向きであると言えるでしょう。

またパケット放題といっても3日で10GBという制限があるため、それよりもパケット容量を多く使う人にも向いていないと言えます。

まとめ

格安スマホのmineoは安価な料金と柔軟なデータ使用量を選べるだけでなく、ユーザー同士のコミュニティを重視したサービスを多く取りそろえています。

大手キャリアに比べると通信制限がかかるなど制約がある部分もありますが、データをガッツリ使いたい人以外は痒いところに手が届くサービスであると言えます。メリットとデメリットを比較して申し込みましょう。

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